ちょっと前に共通テストのゴタゴタについて書きましたが…
英語の民間試験採用については、やはり見送りになりました。
まあ、予想通りといえば予想通りですが、決断が遅すぎるというのが正直な感想です。途中でいくらでも採用を見送る(延期する判断をする)ためのチェックポイントを設けれたはずなのに、無理やり進めようとした結果のこのザマです。仮に、何としても実現しろ!と上から圧力をかけられて、延期をここまで引っ張ることになったのなら、その圧力をかけた上がバカですね。自分のその発言がどれだけ国にダメージを与えているか、混乱を招いているかがわかっていないんでしょう。このまま進めても、無理なものは無理だと普通はわかるはずなんですが、どうにもならなくなったとしても、かといって引けないから力押し…といった感じなんでしょう。
結局、受験生を振り回すだけ振り回して、グダグダのまま終了。はっきり言って、混乱を招いただけ…という印象しか残っていません。
英語の民間試験の活用は、令和6年に延期されましたが、せめて今回の失敗原因を分析して、その原因をもとに今度は本当にしっかりと基礎からしっかり固めて、きちんと検証して、問題ないことを確認したうえで、さらに日程面についてしっかり余裕がある状態で説明をして、そこから導入という形にしてもらいたいものです。