■ データの標準化(基準化)
データの値を ,平均値を とした場合,標準化された値 は以下のように定義する。
この時,標準化された値 の平均値と標準偏差は
- 平均値 = 0
- 標準偏差 = 1
となる。
※ 平均値 = 0
※ 標準偏差は、すべての値から同じ数を増減させても変わらない。そのため の標準偏差は の標準偏差と同じになる。そのため、 となる。
■ 偏差値
試験などの成績の偏差値は、以下の式で定義される。
つまり,標準偏差 = 10, 基準値 = 50 の値が偏差値ということになります。
学生の頃、この数値に一喜一憂させられていたのが懐かしいですが、こうやって算出されていることを知ると、なるほどねえと思いますね。