Cou氏の徒然日記

ほのぼの日記ブログです。

わからないことを考えてみること

新人育成OJTネタです。

 

作業をしている上で、わからない点は絶対に出てくると思います。 

今回は開発する機能の設計をして、仕様書を書いてもらっていたんですが・・・

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レビュー等を行なって、設計が甘いところや穴があるところ、記載が曖昧なところは指摘して、差し戻しますが・・・。

どうしていいかわからなくなってきたときには、当然質問するように言っているので、質問が来ます。

このときに来た質問がコレ。

「ここはどうしたらいいですか?」

 

どうしたらいいかわからないから、こういう質問をしてきたということですが、この質問は正直困ってしまいます。

もちろん、仕様をどうしたらいいかという質問ですから、こちらの思っている考えをはっきりと答えてしまえば簡単なわけですが・・・

そうしてしまうと、相手のためにならないですよね。

本当に考えて考えて、どうにもならなくて、結果こういう質問に至ったのであればまだいいですが、しっかりと考えずにすぐに聞いてくることがあります。流石にそれはダメですね。

すぐに答えを求めるのは、本当によくありません。

自分で考えるからこそ、考える力が身につくはず。

そういう努力は絶対にしたほうがいいです。

 

あと、こういう質問をする場合にはもう一つ。

必ず自分の意見を入れるべきですね。

自分はどこまで理解しているのか、どういう風に考えたのか・・・そういったことは必ず共有してほしいです。

自分の意見を伝えることで、相手も「ああ、こういうことを考えたんだな」とか「ここまでは理解しているな」ということがわかり、どういうことをアドバイスすればいいかを判断できます。

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諦めて頼ることは簡単です。それにより答えを与えてしまうのも簡単です。

でも、それでは何も身につきませんし、何も成長することはありません。

悩んで、試行錯誤して、何度も考え直してみることで、そこで初めて考える力が身につきます。そうすることで成長することが出来ます。

 

簡単に答えを求めずに、間違っていてもいいので、まずは何かしら取っ掛かりを見つけて、考えてみることが大切だと思います。