GW明けに発売になり、最近話題になっているバイオハザードヴィレッジ。
ナンバリングとしては、バイオザード8にあたります。
バイオハザードといえば、もともとサバイバルホラーですが、4~6は怖いというよりは敵を爽快に倒していくアクションゲームという感じでした。
もちろん不気味ではありますが、怖さという意味では、1~3に比べると控えめで…。
それが、バイオハザード7で原点回帰を果たして、一気に怖さ爆発、グロさも爆発という感じに戻りました。
でも、これこそバイオハザードという感じですね。
初期のバイオハザードも怖かったですが、やはりリアルさという面では昔のバイオハザードは今に比べるとどうしても・・・と言う部分があったので、怖くてもなんともならないということはなかったですが、RE:2やRE:3、7はリアルになったことで本当に怖かったですからね。
そして、今回のバイオハザードヴィレッジは、主人公は7から続投のイーサン・ウインターズ。ストーリーも7の続編という位置づけ。
これはやらないと…ということで、買ったはいいんですが、GW明けからは仕事が忙しくて全然手が付けられず…。
でも、ようやく先週くらいからちょこちょこ進めて、ようやくクリアできました。
ただ、7からは FPS(ファースト・パーソン・シューティングゲーム:一人称視点) になったことで、調子が悪い時にやると、3D酔いが発症してしまいがちなので…。
RE:2やRE:3のように TPS(サード・パーソン・シューティングゲーム:三人称視点) のほうが個人的にはいいんですが。
まあ、イーサンの顔が非公開で見せないという意図もあるのかもしれませんね(苦笑)
今回の場所は、タイトルにもある通り、ある村のお話。
場所的には、ヨーロッパということですが、雪がずっと積もっていることからも、北欧なのでしょうか。
架空の建物ですが、ドミトレスクという没落貴族が住む城も出てきます。
これがまたいいですね。
最初に村と城を見渡せるところに出た時のこの光景は、感動でしたね。
これからどんな物語が始まるのかというワクワク感と、これからどんな怖い展開が始まるのかというビクビク感とが合わさったような感じでしたが(笑)
登場人物としては、この村の絶対的な支配者ミランダと、そのミランダに従う幹部(?)の四貴族。
一癖も二癖もある四人です。
最初に敵幹部が勢揃いで姿を見せるというシチュエーションもいいですね。
敵の姿が見えないのもいいですが、こうやって敵全員がわかるのも、これからコイツらと戦っていくんだ…ということで気持ちも昂ぶっていきますので。
ストーリーは、さらわれた娘・ローズマリーを探して村に迷い込んだイーサンが、ローズを助けるために、ミランダや四貴族と戦う展開。
いきなり噛みつかれて大怪我をしたり、城に入ったら捕まって、いきなり大変な展開になりますが・・・。
ハラハラの展開がずっと続き、本当に面白かったです。
そして、最初に入った城では、ドミトレスク婦人とその娘(?)に襲われますし。
■ 四貴族その1 ドミトレスク
名前は、「ベイラ」「ダニエラ」「カサンドラ」ですが、何番目に倒したのが誰なのかはさっぱり(苦笑)
でも、美人ですねー。虫なのがなんとも言えませんが…。
今作に出てくる敵に共通していますが、倒すと、石化(?)して粉々になってしまうのが、なんとも切ないですね。
E型特異菌の性質なんでしょうかね。
4貴族の中ではやはりドミトレスクの存在感がすごかったです。
城の中を、290cmの長身のドミトレスクに追いかけまわされるのは本当に怖かったですね。
ある程度接近すると、不気味な音楽が流れるので、ある程度はわかるのですが、それでも鉢合わせしたりすると本当にビビります。
この辺は、バイオハザード2のタイラントや、バイオハザード3の追跡者(ネメシス)をオマージュした感じでしょうか。
それにしても、ここまで手や腕、脚を大怪我する主人公って他にいないような…。
イーサンの腕と足…。
■四貴族その2 ドナ
黒子のような格好した人形使い。
ベネヴィエント邸で戦う時に、少しだけ声が聴けますが…基本、喋るのは人形のアンジー。
よく見ると、アンジーの顔って、ベネヴィエント紋章のように月の顔になっているんですね。
本編をやっている時は、怖くて怖くて…怖すぎて精神的にそれどころではなかったですが…。
ホント、このベネヴィエント邸のところが怖すぎでした。
まさに脱出ゲーム。謎を解いてストーリーを進めていくのですが、ホラー感がMAXで、もう怖くて怖くて…。
暗いわ、とんでもないキャラが出てきて追いかけまわされるわ…。
心が折れ掛けましたね。
7はずっと怖いという感じでしたが、8はここに怖さを全振りした感じで。
むしろそこを抜けた後の最後のアンジー戦はもう怖くなかったです(苦笑)
■四貴族その3 モロー
ここは怖さというよりは、グロさ全振りという感じでしょうか。
正直、ドナの後なので、全然怖さはなかったですが、湖の上の瓦礫を通って移動するところでメチャメチャ死にました(苦笑)
板の上を通過している時にモローに体当たりされると、水に落とされて即死ですからね。
結構シビアなので、大変でした。
ボス戦はパターンをつかんでしまえば正直、四貴族で最弱(実質戦闘のないドナは除外)ですね。
むしろ、四貴族以外のボス的のほうが強いやつが多いですので。
■四貴族その4 ハイデンベルク
四貴族の中で能力的に最強なのは間違いなくこいつですね。
最初に城に入って遭遇した時に、ハイデンベルクの周りを金属片が浮遊している光景を見ると、もはや超能力者。
何でそんなことができるのかは、後半になって明かされますが、正直ビックリです。
決戦はまさかの展開。
アーマード・コアでも始まったのか?と思うくらいゲーム性が違いますし、爽快感がすごいです。
正直ここはメチャメチャ楽しかったです。
それにしても、こいつのもっているハンマー。
シャフトとシリンダーを組み合わせたものなんですか(笑)
正直、ハイデンベルクと戦うまでが本当に長かったです。
ライカンの巣にいって大量のライカンと戦うことになったり、巨大なライカン?のボスと戦うことになったり、工場の地下に落とされて、機械兵と戦うことになったり。
まあそれでも楽しかったですけどね。
ドナ編と違って、怖さもほぼないですし。
むしろドナ編が怖すぎて、他のステージの怖さはなくなってしまいますね。
■ミランダ
ハイデンベルクを倒したら残るはミランダのみ。
ここからが驚きの展開ばかりですね。
ネタバレはあまりよくないので、ここでは書かないですが、かなりビックリ。
(今度、別でネタバレありのもう少し踏み込んだ記事を書こうかなと。)
ただ、ラスボスは死ぬことなく一回でクリアできました。
思ったよりは強くなかった気がします。
あとはロケットランチャーは無しなんですかね(苦笑)
まあ前作もなかったといえばなかったですが。
他にも、トレジャー要素もあったり、寄り道もかなりできるので、じっくりやろうと思うと本当に色々とありそう。
とにかく、普通に面白かったです。
クリアタイムはほぼ11時間。
RE:3と違って、かなりボリューミーかなと。
(もちろん、寄り道をしないなどをすればかなり短縮できるとは思いますが)
あと、初見ということもあって、特にドミトレスク城やハイゼンベルクの工場では迷子になりましたので・・・。
特に工場は、上下の階層を行き来しないといけないところが多く、どことどこがつながっているかが本当に分かりづらい(苦笑)
隠し武器や隠しモードもありますので、まだまだ楽しめそうです。