今回は「花咲かサクナ」について。
ストーリーの中の1ミニゲームですが、これが結構面白かったです。
画面ではネタバレになっていますが、やり始めたら楽しくて、ついクリアまでやっちゃいました。
内容は、左右から来るアブラムシくんから樹を守るというタワーディフェンスゲーム。
ただ、この数や配置がいやらしいため、何も考えずに力技でクリアするのは不可能です。
まず敵について、アブラムシくんは3種類います。
■ アブラムシくん(黄色)
3種類の中で一番弱いアブラムシくん。登場すると樹に近づいてきます。
スピードも遅く、HPも普通のため、どちらかというと他のアブラムシを倒すために利用することが多いです。
特にアブラムシくん(青色)を遠距離から倒すために、居てくれると逆に助かるということが多いですね。
■ アブラムシくん(赤色)
アブラムシ(黄色)の上位版ですね。登場すると樹に近づいてきます。
HPも多くて残りやすく、スピードも速いので、油断していると樹に取り憑かれてHPを削られてたということも多いです。
ただ、それ以外は特に特長はないので、他のアブラムシを倒すために利用もでき、倒されにくいので、何度も飛ばせる弾として使うことも可能です。
■ アブラムシくん(青色)
3種類の中で唯一、遠距離攻撃をしてくるアブラムシくん。こいつをいかに効率良く倒せるかがポイントの一つですね。
登場すると、他の2種類とは異なり、樹から離れていきます。
そして一定距離以上離れると、ひたすら弾を撃って樹を攻撃します。
近づいてこないのが本当に厄介で、あと数が集まると、ガリガリ削られるので、放置もできないです。
幸いHPは3種類の中で圧倒的に低いので、他のアブラムシくんを飛ばしてぶつけるなどすれば簡単に倒せます。
ただ、黄色や赤色といったアブラムシくんが居ない状態だと、わざわざ青アブラムシの倒せる範囲まで近づかないといけないので、左右に青アブラムシだけ残った状態だと本当に面倒です。黄色や赤色のありがたさがわかります。
…と敵の特性とゲーム性から、敵を吹き飛ばしてぶつけてコンボで倒すというのが基本になります。
そうすると、やはり広範囲に攻撃できて、敵を吹き飛ばせる技が必要になります。
最初はどの技がいいかで悩んでいたんですが…
結局、天穂のサクナヒメで一番壊れている技『登鯉(のぼりごい)』でほとんど何とかなっちゃいます。
この技、最初は使いづらくて全然育てていなかったんですが、熟練度が上がると、攻撃範囲と発生する弾数が増えて、劇的に強くなります。
しかも左右+上にかなりの範囲で攻撃できるので、もはやこの技があれば他の技がいらないくらいですね。
実際、本編でも攻撃はこの技だけでいいくらいですので。
一番下(地面)で出しても、上から二段目まで届きますし、そこまでに敵がいれば、吹き飛ばして最上段の敵にも当たりますので。
他に有用そうな技と言えば、『暴れ独楽(あばれごま)』。
↑(上)とセットで仕掛けておくことで、一番届きづらい最上段の敵を巻き込んで吹き飛ばすことができます。上段の敵は遠くまで投げ飛ばせますので、画面端にいる敵を攻撃しやすいので、そこそこ有用です。
最初、登鯉の熟練度が低かった頃は『旋風圏』を使ったりもしていましたが、
この技、左右の攻撃範囲が狭いのがネック。
しかも技ポイントもかなり使うので連発もできないので、序盤は何とかなっていたのですが、70階層あたりで完全に詰まっちゃいました。
こういったミニゲームも充実していて、ストーリーもいい『天穂のサクナヒメ』。
かなりの良ゲーだと思います。