前々から気になっていたんですが、時間的にも色々あってなかなかやるタイミングがなかった「Papers, Please (ペーパーズ・プリーズ)」。
ちょうどワクチン接種で寝るしかやることがなくて、ただ、寝すぎて眠くなくなり、少し暇になったことで、思い切って購入。
内容としては、架空の共産国家アルストツカ(Arstotzka)の国境の入国審査官として、入国希望者の書類審査を行ない、入国可否を判定するアドベンチャーゲーム。
物語開始の直前までアルストツカは、隣国のコレチアと戦争していて、国交を回復した
ばかり。治安は良くなく、スパイやテロリスト、不法入国者も多く、正規の入国希望者に紛れて入国しようとしてくるため、それを見抜いていかないといけないです。
パスポートの名前やID、性別、有効期限、その他資料の不備(偽造など)をしっかり見抜いて入国可否を選別していく必要があり、間違えるとペナルティで罰金。
主人公は家族を養わないといけないので、罰金になると家族を養えなくなり、家族が病気や飢餓で死んでしまったり、借金になると捕まったり、色々と大変です。
あとは、レジスタンス組織からの協力要請もあり、本来は入国拒否しないといけないスパイやテロリストを通したりもできます。
それによりエンディングもいっぱいあります。(計20個)
もちろん、そんな組織に関与していることが上司にバレたら、反逆罪で捕まります(苦笑)
単純な事務作業ゲーが好きな人は絶対楽しめると思いますし、単純な入国審査官という立場かと思いきや、ここまでいろいろな事件が起きるというストーリー性もかなり良いので、かなりの良ゲーだと思います。
毎日少しずつ進めることもできますので、長く楽しむこともできますね。
『アルストツカに栄光あれ!』