新人OJTネタです。
最近、新人と話して思うのが、「議論した話の結論がいつの間にか変わってしまっている」こと。
製品の仕様だったり、作業の進め方だったり、そういったことを打ち合わせでせっかく意識合わせしても、次に話す時はその話がズレていて、気がつけばまた最初の話(前回決めた仕様や進め方の話)に戻ってスタート。
結局、なかなか話が進展しない…という状況に陥っています。
本当はそういった打ち合わせも、実際に作業をする当人(新人)がやってほしいところですが、まだハードルが高いのか、議論のファシリテーターとしての立ち回りが難しいため、我々(先輩陣)が主導でやっていてしまっているのも問題であるとは思っています。
もちろん、打ち合わせの最後に必要に応じて結論の復唱や、理解しているかの質問をいくつか投げかけることがありますが、それでも拾えきれないことは多々。
そのため、今は議事録にかなり力を入れるようになりました。
議事録に力を入れるというのもなんか微妙な気はしますが、やはり当人の理解度を確認するには、議事録をしっかりと書いてもらうというのが一番の近道のような気がします。
ただ、それで判明したのが…
- 結論が正しくない
- 議論していないことが書かれている(誤解釈)
- 議論していることが書かれていない(漏れ)
- そもそも当人がわかっていない
ということ。
結構メモを取っているようには見えるんですが、やはりそのメモ、画面外で書いているからというのもあるのかもしれませんね。
そういったこともあり、今はその場で共有画面上で議事録を書いてもらうことに。
こうすれば、その場で書き、議論者が確認できるため、議論内容と結果の相違もなくなります。
そうすることで、間違った方向に進んでいってしまうのを防止(予防)できますし、早めにそれを刈り取ることもできます。
やはり最初は、作業スピードよりも、内容(理解度)重視の確実性に舵を切ったほうがよさそうですね。