引き続き、統計検定のお勉強。
■ t-検定
t検定は、標本の平均値などを検定すること。
標本平均 が母集団の平均値 に等しいという帰無仮説を検定する際に使用する検定。
・母分散が既知の場合
→ 母分散 をそのまま使用して、 で変換して標準正規分布を用いて検定(z検定)。
・母分散が未知かつ標本サイズが十分に大きい場合
→ 母分散 の代わりに標本サイズ に対する不偏分散 を用いて、 で変換して標準正規分布を用いて検定(z検定)。
・母分散が未知かつ標本サイズが小さい場合
→ 対象の標本サイズ に対する不偏分散 を用いて、Tで変換して、自由度 のt-分布からt-検定を行う。
[自由度1のt-分布のグラフ]
t-検定の場合は、t-分布の自由度ごとのパーセント点が与えられているので、そこからp-値を求めて、そこから帰無仮説を棄却するか、帰無仮説を棄却しないかを判定という形ですね。