…というわけで、ズルズルとやってきた統計検定2級。
ようやく踏ん切りをつけて受験をすることにしました。
やはり期限を切らないと終わりませんので…。
そういえば、統計検定も、1級以外はどうやらPBT(紙試験)がなくなったので、CBT(コンピュータ試験)で受験です。
CBTのほうがいつでも受けれるという意味ではやりやすいですが、逆に言えば、なかなか踏ん切りがつかないという欠点があります。(そこは人によると思いますが…)
■ 学習開始~受験まで ■
そんなわけで、受験まで一気にやろうと思い立ったのが、9月下旬。
そんなわけで、ここ2週間位は、ずっと統計のお勉強。
(10月初旬は、10月9日のエンベデッドスペシャリストの試験勉強もあったので、完全並行ですね。)
今回、参考書は1冊持っていましたが、それだけだと調べたり理解したりするの二時間が取られそうな尾で、Udemyで良さそうな講座があったので、思い切って受けてみることにしました。
ボリュームはかなりのもので、途中途中にチェックテストみたいな理解度アップのための演習問題があり、それも相まって理解度が一気に深まった気がします。
やはり学んでも、それを使いこなせてなんぼですので。
そして、試験1週間前は、過去問をひたすら解くという作業。
2級の内容は、ある程度はパターンがあることもあるので、
といったことを押さえていけば、パターン問題は解けるようになります。
そのあたりを、過去問でしっかり網羅です。
■ 試験当日 ■
そして試験本番。
私が申し込んだ試験センターは、結構大きかったらしく、中に入ると、CBTで試験を受けている人がいっぱい。
当然、試験は別に統計検定以外にもいっぱいありますからね。
あとはID/PWDでログインして、試験を選択して、試験に関する説明を受けて開始。
- 試験時間:90分
- 問題数:32問(一部小問ありなので、全部で34〜35問?)
- 合格ライン:6割(60%)
なので、実質1問2〜3分というペースになります。
選択式なので、最悪、最後は勘で勝負・・・ということもできますが、まあ、それではほぼ当たらないと思います。
正直、こういう試験の鉄則として、長考に入ってしまうと、時間が足りなくなるのは目に見えているので、15〜30秒ですぐ解けそうかを見極めて、時間がかかりそうだなと判断した場合は、「あとで見直す」チェックを入れて後回しにしたほうがよいですね。
1問1問の配点は変わらないと思うので、その1問に時間を奪われて(かつ正解できなくて)、そのせいで正解できたはずの簡単な問題を落としたら最悪です。
合格だけ狙うなら、100点を取る必要はないですからね。
ちょうど先週に情報処理技術者試験を受けていたことが功を奏したのか、時間的な判断は特に問題なく進めることができました。
わからなくて焦りそうになっても何とか気を静めて、最後まで終わった頃には、残り「15分」。
そこからは後回しにした問題へ再挑戦です。
時間を置くと、不思議と簡単に解ける場合もありますね。
そんなこんなで試験終了。
90分なんてあっという間でした。
・・・ただし、CBTの怖いところは、ここからですね。
すぐに合否がわかってしまうので、結果表示するのが本当に怖いです…。
結果は…
無事に合格していました!
いやー、よかったです。
[全体]
- 正解率:71%
[分野別]
- 1変数・2変数記述統計:75%
- データ収集・確率・分布:75%
- 推定・検定・線形モデル:65%
■ 受験の感想 ■
- 日程的に結構短期間でやったことでの理解度・演習不足もあったこと、
- 1周した時点では結構自信のある問題が少なかったこと、
- 問題を解いていて、知らなかったものもちらほらあったということ
からも、やばいかな…と思っていましたが、無事にいけましたね。
印象的な問題もいくつか。
とある分布のヒストグラムの形を回答する問題。
回答の中に「ベル型」というものがありましたが、「ベル型」って何?と無駄に悩みましたからね。
あまりに気になったので、帰りにググってみると…
まさかの正規分布型が「ベル型」だったんですね…。
確かにベルのイメージを考えたらそうなんですが、他の選択肢に「正規分布」とあったので、「ベル型=正規分布型」とは結びつけることができず。
他にも解けなかった問題はありますが、こういった調べればすぐに分かることは、過去問で出てこなくても、気づきさえすれば自分で調べられるはずで、こういった1問が合否を分ける1問になることもありますので…。
統計についても2級は終わりましたが、1級は・・・さすがに無理かなと…。
準1級もあるみたいですし、挑戦するならそちらからでしょうね。
ただ、その他にも「統計調査士」というのもあるみたいで、こちらのほうが面白そうだなと思いました。
何を目指すかはまた考えたいと思います。