■ LITTLE NIGHTMARES II -リトルナイトメア2-
かなり前ですが、PS Plusの無料でプレーした「リトルナイトメア」がかなり面白かったので、続編がやりたくなり、買ってしまいました。
ボリューム的には前作もそうでしたが、そこそこみたいなので、サクッとやれそうなのがいいですね。
今回の主人公は「モノ」という男の子でしょうか。
前作は「シックス(Six)」という少女でした。(黄色いレインコートの少女)
リトルナイトメア2のキービジュアル(?)にも「シックス」は描かれているので、どこで前作と繋がってくるのかかなりワクワクでした。
スタートは森の中から。
まずは基本操作で動きを確認しつつ徐々に進んでいくと、家にたどり着き、そこには一人の少女。
最初は逃げられてしまいますが、一度協力してからは二人で行動するようになります。
こういった不気味な暗い世界では、誰かがいると安心しますよね。(笑)
二人で行動していて結構印象深いのが、モノが崖などを飛び越える時に、シックスが手を掴んで助けてくれる行動。
この行動が何度も描かれて、この二人なら絶対大丈夫だと思えるようになるんですが、これが最後のまさかの伏線に繋がっているとは…。
個人的に好きなステージは「学校」。
廊下を歩いていると、目の前にボールが落ちているので拾おうとすると、
ホーム・アローンのように紐で吊るされたバケツが振り子のように飛んできて死亡…という恐ろしい仕掛けが(笑)
自分でもあまりにもキレイに引っかかってしまって、かなりツボでした。
…というか、あんな通路の真ん中にボールが意味ありげに置いてあったら、絶対引っかかりますね。
あと、その後には、2段構えで仕掛けられていたり、忘れた頃に飛んできたりと、絶妙の罠ですね。
あとは途中で一緒に行動していた少女がさらわれたり…というイベントも。
彼らは何者なんでしょうね?
その後は、衝撃の女性教師。
個人的に一番インパクトが強かったなと。
一人行動になってからは、学校の女性教師との追いかけっこ。
この女性教師がまたかなりいい味を出していました。
首がいくらでも伸びてきて、本当に不気味(苦笑)
インパクト抜群です。
そのあとは無事に少女を助けて学校を脱出しますが、
その後にまさかのイベントが待っていました。
飴の中、街を進んでいて、ある家の中に入ると、黄色いレインコート。
「まさか・・・・」と思いましたが、やはり彼女が「シックス」だったんですね。
どこで登場するのかと思っていたら、まさか最初の方から一緒に行動していたとは。
予想はしていなかったわけではないですが、自分の中では、時系列が「リトルナイトメア1→リトルナイトメア2」だと思いこんでいたので、シックスは黄色いレインコートを着ているだろうなと考えていたこともあって、この展開には驚きでした。
その後、病院ステージを抜けていくわけですが、ここも不気味。
光が当たっていないと動くマネキンとか、手首だけで襲ってくる敵とか、天井にぶら下がったまま動く医者?とか色々と居て、前作より不気味さは確実に増していますね。
その後は、謎の巨大な紳士(シンマン(Thin Man))に追われますが、こいつの正体も衝撃…。
そして最後のイベント。
今回のボスはまさかの巨大化したシックス。
シックスが心の拠り所にしているように見えるオルゴールを破壊することで、元に戻せるようです。
各シーンでは、シックスをうまく誘導してオルゴールから離して、そのスキに武器でオルゴールを攻撃すればOK。
最後は、オルゴールを破壊することになりますが…
そして、オルゴールを破壊すると、シックスは一応元の大きさに戻り、テレビの中の世界から脱出。
最後の最後で、地面が崩れますが、何とかジャンプして、シックスが腕を掴むシーン。
今までにもこういったシーンがあって、シックスがモノの腕をしっかり掴みました。
オルゴールを破壊したことで、今までは腕を掴んで助けてくれましたが、今回こそシックスがモノを見捨てるのではないか?…と思っていましたが…
しばらくの時間の後、シックスはモノの腕を離し、モノは奈落の底へ…。
まさかのエンディングです。一度、ホッとしたところをこの展開なので、
「えっ!!!???」と思いましたね。
テレビの世界から脱出したシックスは、もうひとりの自分?と対峙。
もうひとりの自分が何者なのかはわかりませんでしたが、部屋に落ちている広告には、「Little Nightmares」に出てきたあの施設の絵。
やっぱりこのIIの後にIの物語が始まる…という感じなのでしょうか。
一方のモノ…。
こちらも最後は、衝撃の展開…。
まさかあのシンマンが…と思いました。
過去にかつてモノだったシンマンが、今度はシンマンとしてモノを捕まえに行く…。
結局これはタイムリープものなのでしょうか?
果たして続編はあるのでしょうか・・・?
なにはともあれ、ゲームや世界観としてはかなり面白かったです。