Cou氏の徒然日記

ほのぼの日記ブログです。

VLANの設計・設定

最近はネットワークの変更があり、プロジェクトの機器のネットワーク構成の検討、物理配線の設計、物理配線のつなぎ変え…などを行っていました。
しかし、やはり大きなネットワークだと、ネットワークが複雑で、意識しないといけないことは多々あります。

今回大変だったのはVLANの設定
■VLAN (Virtual Local Area Network)
一つのネットワークの接続構成の中に、仮想的なグループを設定して、論理的なLANを構築すること。
LANのHUB Switchであれば、ポートごとにVLAN IDを設定します。
またスイッチ間の接続は、VLANごとに接続すると、そのVLANの数だけポートとケーブルが必要になってしまうので、トランクポートという機能を使用します。

■トランクポート
複数のVLANに所属するポート。主にスイッチ同士を接続する際に使用する。
イメージ 1

同じVLAN ID同士のポートであれば、通信ができます。

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VLAN IDが異なるポート同士では通信ができません。

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これにより、仮想的にネットワークを分離することができます。

複雑なように思えますが、設定自体もそれほど難しくありませんし、ネットワーク分離によるセキュリティも確保できるので、かなり有用な機能ですね。
ただ、つなぎ間違えると、まったく通信できない…ということもあるので、どのポートがどのVLANに属しているかをしっかり把握していないと、大変なことになります。
実際、私の場合もメモした際にVLANとポート番号の内容がずれていて、機器にアクセスできないという現象が発生したりと…少しやっちゃいましたので。