この前、仕事で久々にRHEL (Red Hat Enterprise Linux) のマシンを構築していたんですが、久々に設定していたこともあって、色々と忘れていました。
そういえば、RHELですが、もうRHEL9が出ているんですね。
最近全然チェックしていなくて、気づいていませんでした。
とはいえ、何が変わっているのかまではチェックしていないのでさっぱり。
しかも、今回構築しているのは「RHEL7」ですので。
OSはどんどん新しくなっていきますが、追従していくのも大変です。
今回は、RHEL7のマシンをサーバー用に1台構築。
VMware上に仮想マシン(VM)を作り、OSをインストールして…というところはもはやいつものことなので全然大丈夫ですが、普段やっていないところでハマります。
まずトラブったのが、ネットワーク接続。
設定でネットワークアダプタを設定して、RHEL上でNetworkManagerを使用してIPアドレスやゲートウェイアドレスを設定していたんですが、どうしてもActivateできず…。
MACアドレスなども一致していることは確認したんですが、それでもダメで、結局、デフォルトで生成されたものは一旦捨てて、ネットワークアダプタを作り直して、NetworkManagerでMACアドレスを設定し直すと、何故かうまくいきました。
このあたりは、VMware (vSphere) のバージョンが古すぎて、うまくいかなかったのかもしれません。
VMware自体もどんどんバージョン上がっていますし、気がつけば「VMware vSphere 8.0」も出ていましたからね。
自分の中の知識はまだ、VMwareは6、RHELは7くらいですので(笑)
そして、次はSSHポートの変更。
最近はセキュリティで、SSHポートなどの各種ポートの番号を変えないと、FWを通過できないなどの問題がありますので…。
(1) SSHの設定ファイルを開く。
(2) 上記ファイル内にPort番号定義を追加。
(3) SSHデーモンを再起動
さて、これで行けるかな…とまずは自ホスト内で検証。
となり成功。
ついでに、元のポート番号(22)では繋がらないことも検証完了。
じゃあ、これで次は外部からつながるか検証!
…ということで、外部からアクセスしようとしても…応答なし。
「あれっ!?」と思って調べてみると、そういえば、ファイヤーウォール(FW)の設定でもSSHのポート番号の定義があるので、直さないとダメそう。
(そういえばそんなのもあったな・・・と)
(1) 定義ファイルをコピー。(ユーザ変更用の場所に配置)
(2) 設定を修正
↑ 変更号のポート番号を追記。
これでつながるようになりました。
最後に、NFSマウント。
新ホストから、ファイル置き場として使用しているNFSのドライブをマウントする必要があるので、mountコマンドでマウントしてみると…
…というエラーメッセージ。
これも凡ミスで、すっかり忘れていましたが、RHEL7とかはデフォルトでNFS関連のパッケージが入っていないため、自分で入れないといけないのを忘れていました
ということで、パッケージディスクを持ってきて、
を実行して、nfs-utilsパッケージをインストール。
あとはmountコマンドで無事にマウントできました。
しばらくやっていないと本当に忘れますね…このあたりの設定。
こういうのも書き溜めていくと、次回以降困らないかなと思います。