■ ミミックロジック
引き続きミミックロジックです。
あの後、引き続きやっていて、中級ダンジョンまでクリア。
中級は40階層で、ミミックの数も固定なので、ヒントも多く、何とか行けました。
(数回ミミックを開けてしまいゲームオーバーになったのは内緒(笑))
ということで上級に突入。
上級に入ってみて、「うわっ!!」と思ったのが…
- ミミックの数が固定じゃない…
- アイテムの内訳も不明...
後者は宝箱が出すヒント次第な部分もありますが、ミミックの数が固定じゃないのがかなり厳しいですね。
例えばこんな問題。
■ 問題1
解法としては…
- 自明なものがないかを探す
- 同じこと(互いに矛盾していること)を言っているものがないかを探す
- 仮定しやすそうなものを探す
といった感じでしょうか。
この場合だと、まず「1. 自明なもの」として、左上と右下宝箱の発言。
「赤い宝箱にミミックは0匹いる」は、そもそも赤い宝箱がないので自明。
なので、コイツは正しい(ミミックではない)事がわかります。
つづいて「2. 同じことをいっているものを探す」で、中段3つと左下・中下の合計5つが言っている「青い宝箱にミミックは0匹いる」という発言。
こういうのは背理法で考えるのが楽ですね。
仮にこれが嘘だと仮定すると、この5つが全てミミックであるになります。
これは、最初の「ミミック 1〜4」の前提条件に矛盾します。
なので、仮定が間違っているので、「青い宝箱にミミックは0匹いる」という5つの宝箱は全て本物(ミミックではない)ということになります。
ということで、その条件から右上の青い宝箱も本物ということになり、「黒い宝箱にミミックは1匹いる」という発言も正になります。
なので、
ミミックは「中央上の黒い宝箱」の1体のみ
となります。
■ 問題2
続いてもう1問。
今回、自明な発言はないので、「2.」からスタート。
反している発言としては以下の2つ。
この時点で下側はまず片方は除外できます。
仮に「この中にミミックが1匹いる」という方を正しいと仮定すると、「この中にミミックが2匹いる」という2つが矛盾してしまうので、「この中にミミックが1匹いる」という宝箱は確実にミミックということになります。
じゃあ「この中にミミックが2匹いる」という2つは正しいね…とはならないです。矛盾しているだからというって、完全に排反ではない条件なので、注意が必要です。
なので、「3. 仮定しやすそうなものを探す」に入ることになります。
「この中にミミックが2匹いる」がミミックであると仮定すると…この2匹がミミックになります。
そうすると、中央下が矛盾。そのためミミック。
また、左下がミミックであることから、左上も矛盾なので、ミミック。
そうすると、ミミックがこの時点で5体になり、ミミックの数の条件「1〜4」に矛盾します。
そのため、「この中にミミックが2匹いる」という条件は正しいということになります。
この2つが決まると、ミミックは2匹であり、それらの位置は「左上」「左下」で確定します。
脳内でやると結構頭を使いますが、こういうのは好きなので楽しいですね。