Cou氏の徒然日記

ほのぼの日記ブログです。

目的の理解

新人OJTネタです。

もはやお馴染みですが、なにか作業をする際には、必ず目的があるはずです。

例えば、ソフトウェア開発における仕様検討。そもそも何のために機能追加や改善のエンハンスをするのか?といった目的がかならずあるはずです。

そのため、ゴールはその目的を達成すること、ユーザが必要としている機能を提供することになります。

 

ただ、実際にそういったユースケースベースの目的を理解するのは最初は難しいところはあります。

かといって、その目的を理解しないまま作業をすると、ゴール方向とは別の方向に進んでしまうことが多々あります。

 

今回、その性能測定を実施してもらうために、性能測定の条件を作ってもらったのですが、その内容を見てみると、実際に製品では存在しない(起こりえない)組み合わせのケースまで羅列されていました。

実際に色々な条件のもと性能測定を行ないますし、性能を比較するためのパターンも測ったりします。

しかし、それが存在しないパターンであれば、測定してもただただ意味のない情報が出て来るだけですからね。

そこで問題があろうがなかろうが、それと比較したからと言って、だから何?となってしまいます。

 

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色々と考えているうちに、あれだこれだとどんどん情報量が増えてしまい、結果としてどれが必要でどれが不要であるかをしっかりと取捨選択できるようにならないと、情報量に押しつぶされてしまいます。

ゴールや目的は何なのかをしっかりと考え、なぜそれをやるかを冷静になって考えてみるというのは大切ですね。