■ バイオハザード7
バイオハザード7の追加コンテンツの一つ、「狂気のカードゲーム【21】」。
当時はこの追加コンテンツをやっていなかったこともあって、今回、バイオ7を買おうと思ったモチベーションの1つがこの「21」をやりたかったこと。
追加コンテンツの一部は、本編では登場しなかったVHSに記録されたストーリーもあるため、本編の補足的な内容も語られるので面白いですね。
「21」の主人公は、本編でも登場したベイカー邸に取材で侵入した3人組のうちのカメラマンであるクランシー。
このクランシー、本編でもこの追加コンテンツでもいっぱい登場しますが、本当に酷い目にあってますよね…。
最後には殺されちゃいますし…。
流れ的には、
- 3人でベイカー邸に侵入してジャックに捕まる(本編最初のVHS)
- ベッドルームでマーガレットから逃げる(Bedroom)
- 地下で朝までジャックから生き残る(Nightmare)
- ホフマンとカード対決(21)
- 脱出ゲームで焼死(Birthday)
という感じでしょうか。
こう見ると、ジャックと戦い、マーガレットから逃げ、ルーカスに虐待され…ベイカー邸の拷問フルコースですね…。
捕まった人の中で一番悲惨な目にあった可能性があります。
「21」は、ブラックジャックに似たゲーム。
ただし、カードは「1」~「11」が1枚ずつ(ダブりなし)。
1枚目だけは自分にしか見えないので、心理戦もあります。
しかも、2戦目以降はスペシャルカードが出てくるため、かなりゲーム性が出てきて面白くなります。
初戦は、指を5本賭けた戦い。
通常版でも指が折れるとかヒドイ描写ですが、グロテスクVer.だともっとえげつない…。かなりグロいですね。
むしろ2戦目の電気よりもヤバいかなと…。
初戦はほぼ運ゲーでしたが、2戦目からはスペシャルカードが追加され、かなり戦略性が増加。
ベットアップで一気にかけ数を増やしたり、特定の数字を引いたり、やれることの幅が広がります。
当然、敵もカードを使ってくるので、間違えると一気にやられることも。
正直、これが「21」の醍醐味ですね。
そして、対戦相手が感電して死んだ…はずですが、どうみてもルーカスが対戦相手を操作して始まる最終戦の3戦目。
「スーパー残虐マシン」と呼ばれて出てくるものがまたえげつない…。
やられた時の描写もまたグロい…。
3戦目も同様に戦っていけばいいですが、2ターン目には必ず謎のスペシャルカード「ラブ・ヨア・エネミー」がもらえます。
使うと相手に一番いいカードが行くという、どう見ても相手を助けるためのカードなので、一見使い道がないように見えますが…
ホフマン(ルーカス)を追い詰めると、最後の最後にイベントが発生。
「パーフェクトドロー」で一番いい数字、この場合は「11+6=17」となっていて、こちらが「4」をもっていないので、「4」を引いて21になっているようです。
さらに「デスペレーション」で賭け数を+100した上に対戦相手はスペシャルカードを含めてカードを引けなくなるという、完全なイカサマカードを使ってきます。
こうなるとどうにもなって、一見詰んでいるように見えるんですが、ここで役に立つのが「ラブ・ヨア・エネミー」のカード。
これを使えば、相手にカードを強制的に引かせることができます。
いくら一番いい数といっても、1枚引けば必ずバーストさせられるので、これで勝てるわけですね。(こちらは「1」「2」を持っているので、相手は必ず「3」を引くことになる)
これはどう見ても、「デスペレーション」の効果に穴があることが原因。
対戦相手だけでなく、自分もカードを引けなくするという効果をつけておけば負けなかったわけで。
もちろんゲームなので、そういうことをしてしまったらプレイヤーに勝ち目はないのでダメだと思いますが…。
バイオハザード7全編を通して、ルーカスが舐めプをしているのが要所要所で上手く表現されていますね。
クリアーすると、さらに高難易度モードの「Servival」「Servival+」が追加。こちらもやりこんでクリアーしました。
Servivalは、指5本を失う前に5人抜き。
こちらはそれほど苦戦することなく、何とか勝てましたが…
問題は「Servival+」のほう。
こちらは電気が10になる前に、10人抜きというかなりシビアなノルマ。
敵によってかなり戦い方やSPカードの傾向が偏っているため、対策がかなり大変です。
なので、Survivalまででゲット可能なものの中で、アルティメットドローやゴール27などはノルマを達成して使えるようにしておいた方がいいかもしれません。
その理由として…
特に前半で出てくるこの「カース」がかなり厄介。
相手に強制的に最大数カードを引かせてくるので、ゴールの数値を上げるか、リターンなどでカードを除外するかしないと、すぐにバーストさせられてしまいます。
前半で一番嫌なカードかもしれませんね。
あと、9人目には普段と見た目が全く違う珍客「ビッグヘッド」が登場。
このキャラ、毎ターン「エスケープ」というSPカードを使ってくるので、「デストロイ」で破壊するか、そのターンで倒しきらないと逃げられちゃうんですよね。
もちろんクリアするだけなら逃がせば簡単ですが、倒すことで得られるボーナスもあるので、倒すのが大変。
最後の10人目は「デッドサイレンス」「オブリビオン」という厄介なカードを使ってくるのでかなり大変。
- 「デッドサイレンス」:場に置かれている間は、相手はカードを引けない。(SPカードで引くことも不可)
- 「オブリビオン」:このターンを無効として、次のターンを開始する。
特にオブリビオンは、パーフェクトドローやアルティメットドローなどで自分の数字を完璧にして、どんなにベット数を釣り上げて一気に潰そうとしても、それで一気に台無しにされちゃいますからね。
これをいかに潰すかがポイントになってくると思います。やはりデストロイ系のカードをいかに残しておくか…になりますが、ビッグヘッドで使い切っているとかなり厄介なので、この順番も結構鬼畜です(苦笑)
でも、なんだかんだ押し切って、無事に10人目も撃破。
最後はSPカードの欧州になるので、ここまでどれだけ有用なカードを残しているかが重要になっています。
いやー、本当に面白かったです。