■ バイオハザード7
まずはエブリンがベイカー邸に拾われてきたときが描かれた「Daughters」。
エブリンにカビ化させられたジャックとマーガレットに捕まらないように…というストーリーですが…。
正直、狂っていく様は本当に怖いですね。
自分も親が急にこんなに狂ってしまったら、ゾッとしますので。
途中で捕まると、2人にどこかへ連れ去られてしまいます。
この場合は、完全にエブリンに操られた状態になってしまうんでしょうね。
エンディングは2つあり、1つはバッドエンド。
一瞬だけエブリンの声に抗って正気に戻ったマーガレットから受け取った車の鍵を使って、ガレージから逃げようとすると、結局は追いかけてきたジャックとマーガレットに捕まってしまいます。
もう一つは、ルーカスの日記からホールの扉のレリーフがどこにあるかの情報をつかみ、ホールからトレーラーハウスに逃げる手順。
実際に逃げられるわけではないですが、こちらが正史なので、こちらが正しいエンディングのようです。
ただ、わからないのが、なぜこっちだとエブリンの攻撃から耐えられたんでしょうかね。いまいち違いがわからなかったです。
そもそもタイトルの「Daughters」。
娘の複数形ですが、これは、「ゾイ」と「エブリン」を指しているということなんでしょうね。
そもそもエブリンがベイカー家に来たのが、意図的なのか偶発的なものなのかはわかりませんが、ベイカー家からしたら、不運としかいいようがありません。
そして、本編の後を描いた「END OF ZOE(エンド・オブ・ゾイ)」。
ゾイってZOEって書くんですね。知らなかったです。
英語字幕でやってればわかったかもしれませんが(苦笑)
本編では好きな方を選べますが、この物語は正史であるミアを選択した場合をベースにしていると考えられます。
仮にゾイを選んだとしても、廃船に辿り着く前にエブリンにやられてしまいますから、プロローグの微妙な違いさえ無視すれば、成り立ちはしますけどね。
それにしても、この結晶化したゾイ。すごいゾクッとしますね。
エンド・オブ・ゾイの主人公は、まさかのジャックの兄のジョー・ベイカー。
しかも、武器は基本的になく、まさかの両手のパンチのみという…。
本編とかであれだけ苦労した敵をパンチだけで倒せるジョー。
ぶっちゃけ、武器なしだったら、ゴリス(クリス)よりも絶対強いですよね。
ストーリーは、ゾイをもとに戻すために血清を探すこと。
ただ、ところどころで謎の男に襲われます。
やられたときの説明などを見ると、「スワンプマン」という名称のようですね。
ただ、正体はもちろん予想が付くと思いますが、ジャック・ベイカー。
本編で血清で結晶化して死んだと思われていましたが、確かにマーガレットやエブリンと違って、バラバラに崩れ落ちていく描写はなかったので、あの後また復活したと考えるのが妥当でしょうか。
しかも、執拗にゾイを狙ってきますが、正直、正体がわかると、それはジャックの父親としての愛情と考えられますね。
ジャックとの戦いを何度かくぐり抜けて、最後にはアンブレラの秘密武器を入手。
パンチの威力を何倍にも引き上げる性能を持ったグローブ型の平気ですが、正直、何のために開発したんでしょうね? 素手で戦う人がアンブレラの中にいたんでしょうか?
このあたりは、ご都合主義的な感じですね。
ジャック・ベイカーを倒すと、めでたくエンディング。
といっても、ジャックも被害者ですからね。正直、悲しいストーリーではあります。
そして登場するアンブレラの面々。
イーサンが自分のことを忘れず助けを呼んでくれたというのが語られるのもよかったですね。正直、END OF ZOEのストーリーがないと、あの血清をどちらに打つかの二択で、どっちを選んでもゾイは結局助からないため、あまりに救いがなさすぎますからね。