※ 思いっきりネタバレありです。
DLCで追加された新シナリオ、「Shadows of Rose」。
前回、最後にマイケルに助けられて、ベネヴィエント邸編は終了。
いよいよ村へ。やっぱりVillageの最後は村ですよね。
(モローの水車小屋やハイゼンベルクの工場は今回は登場しないみたいです)
エブリンから助けられる時に、ついにマイケルの声が聴けて、マイケル=イーサンということが判明。
なんとなくそんな気がしていたとしても、はっきりとしていなかったので、これは嬉しい展開です。
村は予想通り、変わり果てた状態に。
ある意味、クリス編の時と変わらないといえば変わらないですが(苦笑)
村には、今度は影のローズ(黒ローズ)ではなく、本物そっくりの格好のローズが登場。彼女は何なんでしょうか。
あと、このあたりまで来ると、敵は、どう見てもローズが朽ちた姿をしているので、やはり今までドミトレスク城の中や地下牢で戦ってきたクリーチャーも、きっと、過去にはローズだったものだったんだろうなと思えますね。
つまり、白いクリーチャーの敵は全部、生み出された偽ローズだったのかなと。
敵の攻撃も基本的に、掴んだら顔を吸い取っていますし、ローズ同士で顔の奪い合いをしていたのかなと…。
地下へ降りていくと、いよいよ菌根の本丸へ。
偽ローズが生まれている場所も判明します。
ここからはお馴染み種明かしゾーン。
物語の本質に迫る情報が色々と出てきます。
考察は後ほど・・・。
そして、その先には目的の浄化結晶。
これで、ローズは特異菌の力を捨てることができて、めでたしめでたし。
・・・となるはずもなく、いよいよ大御所が登場。
もちろんラスボスは大方の予想通り、あの方ですね。
中ボスが「7のボス・エブリン」なわけですし、ラスボスは当然「8のボス」ということになりますよね。
ローズの力はミランダよりもやはり強いらしく、成長したローズの力をミランダは封じることができなかった・・・だからこそ、自ら力を捨てるようにこの菌根の世界におびき寄せる必要があったと。
しかも、オープニングでローズを菌根の世界に誘ったのは、ミランダが見せた幻影だったという衝撃の展開です。
現実世界まで干渉できるとは、恐ろしい能力者です・・・。
本編でも娘のために100年研究していたわけですから、何年経っても変わらないんでしょうね。
ここでまさかのイーサンの実体化。
そして、父娘の共闘(ほんの僅かの間で、ほぼイベントですが…)もあったりと結構な胸熱展開。
ただ、最終的にはミランダに捕まってしまい、それをかばったイーサンもやられてしまう展開に。
イーサンはローズに逃げろと言いますが、ローズはついに自分の力を取り戻すことを決断。浄化結晶を叩き割ります。
これでミランダの計画はすべて水泡に化したわけですね。
ちょっと顔が怖いですが、頼もしいですね。
最後のボス戦は、ローズの力が覚醒していて、僅かな距離ですが瞬間移動ができるように。
これを使って敵の突進を交わしながら戦うことになります。
- 敵の放つ球を吸収する
- (接近して)力を使って敵の動きを止める
- 動きが止まっているところを攻撃する
ということの繰り返しです。
慣れればあまり難しくなかったです。
気をつけるべきは、敵の放つ球の吸収は、ボタン押しっぱなしではなく、受ける瞬間に押さないといけないということでしょうか。
あと、ミランダですが、ダウン状態以外はダメージが通っているかどうかわからないので、ダウンさせてから攻撃したほうがよさそうです。
ショットガンの弾数も限りがありますからね・・・。
一定ダメージを与えると、イベント(?)
急に空間が赤くなり、ミランダの半端ない攻撃が飛んできます。これは完全に防御不可のようなので、危なかったら回復するくらいでしょうか。
最後はイーサンの力ももらい、ミランダに強力な一撃。
特異菌の力の表示も、白い球が金色に変わってます。
特異菌の力でミランダを滅ぼして終わりです。
これでミランダは完全に終わったということでしょうかね。
そして、イーサンとはお別れ・・・。
現実世界では、ローズはイーサンのことをほぼ知らない状態でしたが、そういう意味ではこの菌根世界に来た意味はすごくあったのではないでしょうか。
そしてエンディング。
元の世界に戻りましたが、手にはイーサンの指輪。
これが本編エンディングでローズが左手人差し指にしていた指輪だったんですね。
そして、このシャドウズ・オブ・ローズのエンディングがこのお墓参りにつながる展開とは、予想していませんでした。
このエンディングにつながることで、色々な謎が解けた気がしました。
サングラスの男にエブリンと呼ばれて掴みかかった時に、「クリスも知らない力」と言っていたのは、精神世界でミランダを倒した時の、イーサンから受け取った力を融合した力のことを指しているんでしょうね。
そして、もう一つ…。
ローズはエブリンのことを知らないはずだったんですが、サングラスの男に「エブリン」と呼ばれた時に激怒したのは、精神世界でエブリンと出会っていて、エブリンの心情を知ったからでしょう。
そもそも、なんでローズがエブリンのことを知っているのか、そもそもエブリンと呼ばれてなんであそこまで怒るのかがよくわかりませんでしたが、その伏線が回収された感じなんでしょう。
さらに、車の中でサングラスの男に、「彼に似てきたな」と言われた時に、ローズは嬉しそうに微笑みますが、これも実は謎でした。
そもそもローズってイーサンのことをほとんど知らないはずなのに、「なんで?」と思ったんですが、これも精神世界の中でイーサンと実際に会っていたから…ということだったんでしょう。
(もちろん、このDLCストーリーが出る前は、何かしらの形でミアなどから色々と聞かされていたとかもあったのかもしれないという可能性はありましたが・・・)
意外に疑問点が多かった、本編のローズの墓参りのシーンでしたが、色々と腑に落ちました(笑)
すごく中身の濃いストーリーだったと思います。
実質、本編くらい重要なストーリーですね。
それにしても、クリアしてから気づいたんですが、ローズの衣装も変えられたんですね。まあ、最初はやはりデフォルトの衣装でやりたいところなので、次にハードコアとかでやるときに気分転換もできていいかもしれないですね。
果たして、ローズは今後のバイオハザードシリーズにも再登場するのか…続編からも目が離せませんね。