■ IT IS TICKING
いよいよChapter.7も最後。Stage.9〜Stage.10に挑戦です。
★これまでの登場したコンポーネント★
(1) Bomb Default Contoller
タイマーが 0 になるか、「DET」ポートが作動すると、爆弾の信管に点火する。
[爆弾を解除する方法]
- 電源を切る (赤いポートへの通電を抑止する)
- すべての解除ポートへの通電をする (すべての緑色ポートへ通電させる）
- 【警告】「DET」ポート（黄色ポート）への通電はしないこと
(2) Manual Switch
スイッチをクリックして出力を制御する。
- ON : 電力が通過する
- OFF：電力の流れをブロックする
(3) Baterry
回路に対して電気を定常的に供給する
(4) Normal Wire
2本の埋め込みワイヤーを接続し、電気を流す。
デフォルトでは2本の埋め込みワイヤーを接続している。
一度切断すると、2本の埋め込みワイヤー間の電気の流れを止めることができ、再接続はできない。
(5) Manual Button
このボタンをクリックして押し続けることで、電気の流れを維持することができる。
押されていない状態では、電気が通らないように遮断される。
(6) AND Gate
ANDロジックによる電力の流れの制御を行う。
- 出力側に通過させるには、入力側の２つのポート両方に入力が必要。
- どちらかのポートの入力がない場合、電力は通過しない。
(7) OR Gate
ORロジックによる電力の流れの制御を行う。
- 出力側に通過させるには、入力側の２つのポートのうち少なくとも片方に入力が必要。
- 両方のポートの入力がない場合、電力は通過しない
(8) XOR Gate
XORロジックによる電力の流れの制御を行う。
- 出力側に通過させるには、入力側の１つのポートだけに入力が必要。
- 両方のポートからの入力がない場合、または入力がある場合、電力は通過しない。
(9) FlipFlop Gate
Flipflopロジックによる電力の流れの制御を行う。
- 出力側に通過させるには、POWERポートかつONポートに通電させる必要がある。
- POWERポートに通電がない場合、またはPOWERポートに通園があってもOFFポート側に通電がある場合、電力は通過しない。
(10) One In Two Out Switch
入力に対し、２つの出力のうち、どちらの出力にパススルーするかを切り替えられる。
- 上：入力がある場合、上側のポートに出力
- 下：入力がある場合、下側のポートに出力
(11) Capacitor
エネルギーを蓄積し、蓄積したエネルギーを放出しきるまで出力を供給する。
- 入力ありの場合は、蓄積＋出力を行う。
- 入力がなくなった場合、出力のみ。（蓄積エネルギーが残っている場合）
(12) Timer
タイマーが「0」になることで、パススルー状態になる。
（タイマーが「0」になるまでは、遮断されてしまう）
入力ポートに通電することで、タイマーのカウントが進む。
(13) Two In One Out Switch
２つの入力ポートのうちどちらの入力を選択するかを切り替えられる
- 上：上側の入力を通過させる
- 下：下側の入力を通過させる
(14) Slider
スライダーの両サイドのコンポーネントを接続する。
スライダーのある位置のみ、コンポーネント間をパススルー状態になる。
（スライダーのない位置は、通電を遮断する）
(15) Clicker
Clickerは、0.4秒間のうち0.2秒間だけ通電する。
- 白色Clickerは、通電した瞬間に
- 黄色Clickerは、通園して0.4秒後に
ON/OFFが継続的に切り替わります。
（つまり、白色Clickerと黄色Clickerは同時には通電されない）
(16) Special Controller
画面上のすべてのタイマーを停止させることで、爆弾の解除になる。
[Stage.9]
いつも通り回路の確認から。
赤ポートへの通電遮断はできないため、緑ポートへの通電が必要になります。
この回路で嫌でも目につくのが、「６段スライダー」と「４つのSpecial Controllerのタイマー」。
緑ポートに通電させるためには、タイマーのいくつかを「0」にする必要がありますが、同時に黄色ポートにも通電される経路もあるので、迂闊に「0」にもできません。
なので、通電を工夫して、タイマーのカウントダウンを揃えて、黄色ポートに繋がるXOR Gateには同時に入力がONになるようにする必要がありそうです。
（OFF＋OFF→OFF の状態から ON＋ON→OFFの状態に変化させる）
幸いこのゲームのタイマーは、カウントが整数値で、必ずタイミングが同タイミングでのカウントダウンになるので、「1」→「0」になるタイミングは揃えられますので、上記のような変化をさせることが可能になっています。
試しに、１つめと３つめのタイマーを同時に「0」にしてみましたが、XOR GateはうまいことOFFのままの遷移でいけました。
そのため、このステージでやることは「４つのSepecial Controllerのタイマーを全て同時に「０」にすること」になります。
慣れればカウントを揃えるのはさほど難しくはないので、少し練習すれば簡単にできるようになりました。
そしてカウント０。
黄色ポートへの通電は見事に防げました。
あとは緑ポートへの通電のみ。
…と思ったんですが、実はもう詰んでいました（苦笑）
実は４つのカウンターを同時に０にする前にやっておかないといけないことがあったんですね。
それが、右下の「１in２outスイッチの切り替え」と、「６段スライダーの５段目への切り替え＋通電」。
この２つの作業を同時にやらないといけないのですが、このゲーム、２つの作業を同時にやるのは不可能。
そのため、これを左上のタイマーをうまく使ってやる必要がありました。
手順としては、
- 左上のタイマーが「0」になる前に、「右下の１in２outスイッチを下に切り替えておく」
- 左上のタイマーが「0」になる前に「６段スライダーを５段目にセットしておく」
- 左上のタイマーが「0」になる瞬間に、左上のボタンを押して、スライダー５段目に通電させる。（このとき、一番右のXOR Gateの出力がONにならなければ成功）
- 真ん中の４つのタイマーを、全て同時に「０」カウントにする
これで解除成功です。
[Stage.10]
まずは回路の確認。
赤ポートは相変わらず通電解除不可。そのため、３つの緑ポートに通電が必要。
黄色ポートへの通電条件を考えると…
- ４段スライダー２段目で、その先のワイヤーを何も切っていない状態で通電する
- ４段スライダー３段目で通電する
- ４段スライダー４段目の先にあるコンデンサーが充電されている状態かつ一番右のワイヤーが繋がっている状態でボタンを押す
の３つ。
まず、1.は黄色ポートにつながる線のワイヤーを切ってしまえば問題ないですし、3.もワイヤーを切ってしまえば、通電はなくなります。
ワイヤーを処理しておけば、懸念となるのは、2.のみになります。
なので、まずは危険で不要なワイヤーを切断。
まず、左上のバッテリーからつながっている、４段スライダーを一番下にセット。
これで、下のコンデンサーに充電されます。
さらに、３段スライダーを一番下にすることで、次のコンデンサーにも充電。
次にやるべきことは上のタイマーを「0」にしておくこと。
カウントはたかだか１桁なので、すぐに「0」にできます。
左の「１in２outスイッチ」を左に切り替え充電。
左の「１in２outスイッチ」を右に切り替え、さらに「３段スライダーを一番上にセット」することでタイマーに通電され、カウントダウンをさせられます。
これにより、右の「１in２out」スイッチを上（ON側）に切り替えておくことで、各Flip Flop回路のPowerポートには、左上のコンデンサーの充電が残っている間は、通電されることに。
あとは素早く作業するのみ。
- ３段スライダーを中段に
- ４段スライダーを最上段に
セットすることで、２つの緑ポートに通電されます。
最後に、右下のボタンを押せば、最後の緑ポートにも通電され、無事に解除成功になります。
回路が複雑でややこしく、どこがどこに繋がっているかをきちんと追わないと、勘ではクリアはとても無理ですが、追えさえすればどういう操作をすればいいかは十分わかる…という感じの回路でした。
これで、Chapter.7もクリア。難易度はどんどん上がっていますね。
