■ 第50回衆議院銀総選挙
10/27に衆議院議員総選挙の開票がありました。
自分は期日前投票に行きました。
正直、どこに入れるか、かなり迷ったのが正直なところです。
そして開票結果は、与党の過半数割れ。
参考:衆議院選挙2024 NHK衆院選ニュース 特設サイト - NHK
今回の選挙では、事前の出口調査の結果からもそうですが、自民党の過半数割れが確実と言われており、自公が過半数を取れない可能性も報じられていました。
今回の選挙の争点では、やはり自民党の裏金問題が大きいでしょうね。
今回立候補している候補者の中で収支報告書不記載があった46名については過半数(6割強)が落選(大半は元・安倍派)。
その処分として、公認がなくて小選挙区での選挙で自民・公明との調整ができなかったり、比例代表重複が認められていないために敗退がそのまま落選に繋がってしまうという点からも、やはり今回の問題が大きかったということを改めて自覚してほしいですね。(もう国政に戻ってこれない人も多いかもしれませんが)
あとは、自民党の岸田政権、石破政権の評価もあるのかなと。
岸田さんの政権の対応、石破さんの人気も大きそう。
物価高の対応や働き方改革、税金についても、全然話が進んでいない印象しかありませんので、今の政権に不安を持っている人が多いんでしょうね。
あとは、自民党選挙CMですが、「ルールを守る」ということを強調していましたが、そんな当たり前のことをできていなかったことを公表しても、かえって悪いイメージを強調しただけにしかならないんじゃないと思いますけどね。
それらのことから、自民党はものすごい逆風になってしまっている状態なのかなと。
それ以外では…
立憲民主党の代表が、野田さんになったので、立民アレルギーを軽減できた印象もあるのかもしれませんね。それにより、今の立民にいれる人が増えたのかなと。
他にも、国民民主党。議席数が4倍になっていますので、かなりの躍進です。少し前の維新の勢いを感じます。
日本維新の会は、後退。関西圏以外はほとんど議席がなくなっているようです。最近はインパクトを何も残せていない印象ですので…。
ちなみに、前回の選挙を見ると、この時は、自民党も立憲民主党も議席を減らしていて、維新の会がかなり躍進していたんですね。
今回も野党の躍進はあるのかもしれませんが、個人的には自民党の自滅、衰退、没落という感じが強い印象の選挙だったと感じました。
そもそも、自民党総裁選ですら、この人!というカリスマ性のある人がいなくて、9人という今までの最大人数が出馬するという自体にもなっていたので、苦しいということでしょうね。
これにより、与党での政権運営ができなくなるため、公明党との連立をどうするのか、他の野党政党との連立もあるのか、どうなっていくかが気になるところです。