■ DockerHubからのコンテナイメージ取得
前回は、docker runコマンドでコンテナイメージを起動させました。

試しに nginxのコンテナで試してみましたが…

docker runコマンドだと、ローカルのリポジトリにコンテナイメージがない場合は、取得も一緒にやってくれてしまうようで、またタグを未指定だったため、「latest(最新)」のものを適用してくれていたようです。
一度ローカルリポジトリに持ってくる場合は、docker pullコマンドで持って来る必要があります。
またバージョンを指定する場合は、タグでバージョン指定をする必要があります。
タグのバージョンを見たい場合は、DockerHubで該当のコンテナイメージを探して、タグから目的のバージョンを探せば取得できます。
[NGINXのコンテナイメージ]
特定のバージョンのコンテナイメージをローカルリポジトリに持ってくるために、試しに一番上にあった「stable-alpine3.21-perl」を持ってくるために、コマンドを実行。
コマンド自体は右上に出ていてコピーも可能なので実行自体は簡単です。

docker pull nginx:stable-alpine3.21-perl
を実行してみると…

問題なく取得できました。
そして、そのバージョンのイメージでnginxコンテナを動かしてみます。
docker run -d -p 8080:80 --name localnginx nginx:stable-alpine3.21-perl
コマンドを実行。

エラーが出なかったので動いているかどうかを確認してみると…

と出たので大丈夫なようです。
コンテナを停止するには、docker stopコマンドで止められます。
今回は「localnginx」という名前で定義しているため、
docker stop localnginx

コマンドは正常終了し、コンテナ一覧にも出てこなくなったため、無事に停止できたようです。
無駄にコンテナを動かしていると、軽いとはいえ、リソースは食いますので、必要なかったら止めておくのが大切です。
