国内の新規感染者の数が日々増加中。
そのせいか、菅内閣へのフラストレーションはたまっているようです。
コロナ対策評価せずが半数を越えています。
支持率も急落しているようですね・・・。
■ コロナ対応について、何も成果のない菅内閣
正直、今まで菅政権がコロナ対策で印象に残っていることは、ほぼありません。
国としての施策としてGoTo押しはしてきた(アクセルは踏んできた)が、見直しなど(ブレーキを踏むこと)は積極的に行っているように見えず、そこは各自治体に任せっぱなし。
もしGoToキャンペーンが関係していない、関係しているエビデンスがない、というなら、それを証明すればいいだけだと思うんですよね。
PCR検査の確認項目に「GoToキャンペーンを利用したか?」という項目を足して統計を取るだけなのに、なぜそれをやろうとしないのか?
菅総理が、
「GoToキャンペーンが悪者になってしまった」
・・・といっていますが、そもそも違うんですよね。
GoToキャンペーンの無罪証明を全然やろうとしてこなかったことが原因、つまり自分たちの怠慢としか思えません。
GoToキャンペーンの表の面だけはしっかり考えていても、裏の面、こういった指摘、リスクを受けた場合の対応についてはノープランな内閣なんでしょうか・・・。
■ 情報発信力のない菅内閣
他にも「勝負の3週間」という言葉がありますが、これについても、総理自らがもっと声を大にして言えばいいと思うんですけどね。
1回言ったとかではなく、もっと警告するとか、ここでダメならどうするとか、もっと明確に言ってほしかったところ。
結局、それが全然伝わっていないからダメなんでしょうね。
この3週間で勝負するという意気込みが全く伝わらない。
その結果、「勝負の3週間」は「グダグダの3週間」になってしまったのではないかという気がします。
こういうところは、やりっ放しで全く反省しなさそうですしね。
■ なぜ表立ってリーダーシップを取らないのか?
菅総理も、もっと表立って声を上げるだけで、首相や内閣の国民に与える印象はぜんぜん違うはずなんですが、そういったところの対応・主張がヘタクソな印象です。正直もったいないですよね。
結局グダグダになり、もっと行き詰まってどうしようもなくなってから後手後手でやりそうなイメージもありますので。
(勝手なイメージですが、「日本学術会議」の件で炎上し、「安倍桜」のあおりも受けて、それらの追究を少しでも避けるために、あまり表立って発言しない状態になっているのでしょうかね)
■ GoTo全国一斉停止へ
菅義偉首相は14日、首相官邸で開かれた新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・首相)で、観光支援事業「Go To トラベル」について、今月28日から来年1月11日まで、全国一斉に利用を一時停止すると表明した。
ここへ来てようやく重い腰を上げた内閣。
結果論になってしまいますが、正直遅すぎます。まさに後手後手の対応。
やはり支持率急低下でやむを得ずみたいな印象しか受けません。
今回のはコロナ対応の評価以前の対応です。