前からちょっと気になっていたゲームがあって、なかなかセールがないので、ついにあきらめて普通に購入。
■ GOROGOA (ゴロゴア)
ジャンルはなんですかね。
手書き風のきれいな絵を拡大・縮小・移動・重ねたりして、ストーリーを進めていくというものです。
ほぼ説明もなく、文字も出てこないので、本当にフィーリングで見つけていくというものですね。
それにしても、意外なところで絵がつながったり、主人公の移動経路も想定外の動きになったり、本当に面白いです。
↓ もともとはバラバラの3枚の絵ですが、組み合わせることで、カラスが動き、振動でリンゴが落ちて、主人公がそのリンゴを手に入れられるという展開。
↓ 左上の階段のところへ行きたい場合、主人公がいる左下の絵を左上に重ねることで、扉がつながり、左上の塔の階段のところへ行くことができる。
(1)
(2)
(3)
後半になればなるほど、どこを組み合わせればいいかが難しくなりますが、わかったらすっきりしますね。アハ体験に近い感覚です。
5つのフルーツを集めると、いよいよ最終局面へ。
ストーリーは私の想像・個人の解釈になりますが、
まずタイトルのゴロゴアとはこの鳥(?)みたいな存在のことですかね。
それに捧げる貢物の5つのフルーツを主人公が集めて、捧げに行く感じですが、間違っていたのか、建物の上から吹き飛ばされて落ちることに。
その結果、足を怪我して車椅子生活、治ってからも松葉杖が必要な体になってしまいます。フルーツ集めの途中で出てくる人も、実はこの主人公が大きくなってゴロゴアのことを調べている途中の状態のような気がします。
つまり登場人物は全部主人公の別の時系列の姿なんでしょうね。過去を思い出したりしているみたいに解釈できますし。
そして、老人になった頃、最後にもう一度ゴロゴアに捧げものをして、今度は受け入れられたという感じでしょうか。
…といっても謎だらけで、何故こうなった?という部分は全くわかりません。
長さ的にはそれほど長くなったですが、こういう斬新なゲームも面白いかなと思いました。世界観やストーリーは違ってもいいので、こういう系統のゲームをまた出してほしいですね。ぜひプレーしたいです。