少し前の復帰戦で、数カ月ぶりに復活した武藤敬司選手ですが、試合はかなり微妙でした。ただでさえキレが悪くなっている動きでしたが、さらに悪くなっているように見えましたので。
もう流石に限界なんだろうな・・・と。
そんな中、6月12日に重大発表があるということで、どんなことが発表されるかt注目されていましたが・・・
個人的には「やはり・・・」という内容でした。
武藤選手といえば、私が深夜にやっていたワールドプロレスリングで見て、プロレスにハマるきっかけになった選手ですからね。
当時のオレンジのパンツで、スペース・ローリング・エルボーからのフェイスクラッシャーや、フラッシングエルボー、ムーンサルトプレスなど、華やかな動きに魅せられたものです。
あとは、もう一つの人格である、グレート・ムタ。
これもかっこよかったですよね。表の人格である武藤敬司と全く違う戦い方をするところがまたすごかったですので。これだけ戦い方を切り替えられるのかと。
それでも、90年代後半には、膝のダメージで動きが一気に悪くなり、そこからはムーンサルトプレス主体から、シャイニング・ウィザード主体の戦い方に切替わりましたので。
そして、新日本プロレスから離脱し、全日本、レッスル1、そしてノアと移っていき、メジャーシングルとタッグを全制覇(グランドスラム)を達成。
本当に目覚ましい記録だと思います。
ただ、正直、年齢的な面からも、体調的な面からも、さすがに限界という感じはしますよね。
同期の蝶野選手ももうセミリタイア状態。というか試合はできるのか?という状態ですし、橋本選手はすでにお亡くなりになっていますので。
三沢選手のように事故死してしまったり、大谷選手のように頑張りすぎて大怪我を負ってしまうというリスクもありますので、年齢的にももう本来はとっくに引退しているべきではありますよね。
そこをここまで長く現役を続けたというのは、本当にすごいことですね。
引退自体は来年の春くらいまでの間とのことですが、怪我なく引退までいってほしいですね。
あと、上で少し出しましたが、大谷晋二郎選手の件も少なからず影響を受けている部分はありそうなイメージです。
大谷選手も復帰して2戦目くらいで、タイトル戦に挑み、その試合で頚椎損傷の大怪我負ったわけですが・・・。
これは正直、対戦相手の杉浦選手が悪いとは全く思えないですね。
プロレス業界でも何でもそうだと思いますが、やはり看板となる選手に負荷がいってしまうわけで、団体によっては看板選手がかなり無理をしているケースも多いと思います。
この大谷選手だって、本来は試合をできる状態まで十分に体調が戻っていないのに、激しい試合をしてしまったために起きてしまった事故のような気がするんですおね・・・。
本当、無理をしないといけない部分があるのは仕方があると思いますが、本当にこういう事故は悲しいだけなので、無理はしないでほしいですね。