最近、ニュースで見かけたBIPROGY(ビプロジー)社が起こした、USBメモリによる尼崎市民の個人情報漏洩問題。
BIPROGY(旧日本ユニシス)は6月24日、兵庫県尼崎市の全市民46万人分の個人情報が入ったUSBメモリを紛失し、その後発見した件で記者会見を開き、発見時の状況や今後の対応を説明した。同社によると発見者はUSBメモリを紛失した協力会社の社員本人で、スマートフォンの位置情報が決め手になったという。
実際に漏洩したかどうかは不明とのことですが、逆に漏洩していない可能性の否定を断定できないのであれば、最悪の事態を考えて、漏洩したと考えないといけないわけで…。
問題点を見ていると、これはかなりずさんというか酷いというか…。
個人情報を管理しているという意識が低すぎて、ビックリですね。
[述べられてる問題点]
- 個人情報の持ち出し・運搬方法の説明が不十分
- USBメモリで個人情報を運搬
- データの削除を未実施
- データが入ったままのUSBを返却せず、そのまま飲食店へ行っている
私も出張などでPCやデータを持ち出したりすることはありますが、その場合はかなりビビっていますからね。
万一紛失したりすると大変なことになるのはわかっていますので…。
正直、他人に迷惑をかけない範囲で自分のものを紛失するだけであれば、まだいいんですが…。自己責任ですので。
1回の飲み会ですべてを失う…本当に怖いことですので、どんなに面倒だとしても、決まりは守ったほうがいいですし、曖昧なことははっきりさせておいたほうがいいです。
今回の件は、別にIT業界に限ったことではなく、一般的な問題だと思いますので、改めて気をつけないと思いました。