■ニューダンガンロンパV3 (NEW DANGANRONPA V3)
※ ネタバレありです。
「ダンガンロンパ 1・2 Reload」で初代と2をクリアしてきましたが、あまりに面白いので、3作目も購入しました。
これなら、トリロジーパックで買えばよかったですね。
「3」の舞台は、1・2のような希望ヶ峰学園ではなく、才囚学園という謎の学校。
主人公は「超高校級のピアニスト」という才能を持った「赤松楓(あかまつ・かえで)」という女子高生。
目が覚めたら、なぜかロッカーの中という謎の状態からスタートで、同じ教室にいた「超高校級の探偵」という才能を持った「最原終一(さいはら・しゅういち)」という男子高校生と出会い、外へ。
そして、いつも通り、自分たちを含めた16人の高校生と初顔合わせ。
今までと同じ展開ですね。
今までと違ったところといえば、モノクマーズという5匹のモノクマの存在。
正直、このモノクマーズが要らなかったです。
こいつらのやり取りははっきり言って時間の無駄。
オールカットしてほしかったです。
ゲームのシナリオとかはよかっただけに、無駄。
完全に減点要素かなと思います。
あと、全体的に下ネタが多いですね。
シナリオライターもネタ切れになってきたのでしょうか?
学級裁判は、いろいろと新システムも登場。
なかでも面白かったのは、このスクラムですかね。
意見が真っ二つに分かれた場合に、二つの陣営に分かれて様々な議論をしている中で、互いの陣営の同じ議論をぶつけるというもの。
すべての議論を同じターン内で紐づけないと失敗になりますが、キーワードは分かりやすくなっているので、何とかなります。
ストーリーのほうですが、第1話と第5話がかなりの衝撃でした。
第1話は、犯人が分かると、もう1回やって見直したくなりますからね。
そして、ダンガンロンパシリーズで必ずと言っていいほど荒れる「第5話」。
今回も漏れなくすごい展開になってました。
被害者と犯人が分からない状態で学級裁判というすごい展開でしたからね・・・。
スーパーダンガンロンパ2の第5話の真実もすごかったですが、こちらもそれに負けず劣らず・・・という感じで。
でも、ここは途中でやめられずに決着まで一気にやってしまいました。
おかげで次の日は寝不足に・・・(苦笑)
最後のオチは「賛否両論」という意見があった通り、最後のネタばらしはかなり驚きの展開。
1作目のダンガンロンパ、2作目のスーパーダンガンロンパ2もまさかこういうことだったとは・・・と。
しかも「V3」の意味はまさか…という感じでしたし。
まあ確かにそういうことなら、この世界観も起きていることも納得できますけどね。
ただ、これで続編は難しくなったんじゃないかなという感じはします。