いくつか記事でも書いていますが、今年8月にコロナに感染して高熱を出して、その延長なのかどうかはわかりませんが、急に右耳が聞こえが異常に悪くなるという状態に陥りました。
そこから2ヶ月ちょっと。
100%ではないですが、ようやくほぼ違和感がなくなるまで回復できました。
今回はその経過など。
■ 難聴の発生
8月の上旬に(おそらく)コロナにかかりました。(その時は、単純にたちの悪い夏風邪でも引いたのかと思っていましたが・・・)
この時の何日目かは忘れましたが、突然右耳が「ぷぅ〜〜〜〜〜」と鼓膜の奥が膨らむ感触がして、突然耳が聞こえづらくなりました。
この感じは、過去にも実は経験があり、また中耳炎か何かになっちゃったかな・・・と思っていたんですが、それ以上に死にそうな体調だったので、とりあえず後回し。
その後数日で熱は下がったのですが、耳の状態は全く変わっていませんでした。
それでも、この頃は、重度の中耳炎かな・・・とずっと思ってました。
耳鼻科に行こうとはしていたんですが、さすがにコロナの高熱が下がって数日経つまでは・・・ということで、発症から1週間ちょっと経った頃に、耳鼻科を受診しました。
その時は「中耳炎」という診断結果でした。
実際、その頃の感触としては・・・
- ずっと詰まったような感じがする
- 自分の声が響く(噛む音も響く)
- 左右のバランスが悪く、フラフラするときがある
といった感じでしたので、まあそうかなと。
中耳炎(特に「滲出性中耳炎」)には、花粉症の影響で、よく鼻水たらたらで副鼻腔炎からのコンボで発症していたので、あまり深刻にはおもっていなかったんですが・・・
今回のこの中耳炎?は全然良くならず、自分でも結構焦っていました。
また、耳かきをしても、左は感触がありますが、右はほぼ感触がない状態…違和感がすごいです。
そういったことから、この頃は、色々と自分でも症状を調べたりしていたんですが、その時に近いなと思ったのが、「低音障害型感音難聴」ですね。
低音障害型感音難聴について (Gemini回答)
低音障害型感音難聴とは、文字通り、低い音が聞こえにくくなる難聴の一種です。特に20代から40代の女性に多くみられ、突然、耳が詰まったような感覚や、低い音が聞き取りにくくなる症状が現れます。
具体的な症状
- 耳が詰まったような感覚: まるで耳の中に水が入ったような、こもったような感じがします。
- 低い音が聞き取りにくい: 電話の声や、男性の声、バスのエンジン音などが聞き取りにくくなります。
- 耳鳴り: 低い音が聞こえにくくなるのと同時に、低い周波数の耳鳴りが聞こえることもあります。
原因
- 内リンパ水腫: 内耳のリンパ液が増えて、内耳の機能が低下することが主な原因と考えられています。
- ストレス: ストレスや疲労が、内リンパ水腫を引き起こす一因となることがあります。
- 睡眠不足: 睡眠不足も、内耳の機能に影響を与える可能性があります。
治療
- 薬物療法: ステロイド剤などの薬物療法で、内耳の炎症を抑え、症状の改善を図ります。
- 点滴療法: 高濃度のビタミン剤やミネラルを点滴することで、内耳の機能回復を促すことがあります。
- 生活習慣の改善: ストレスを減らし、規則正しい生活を送ることで、症状の悪化を防ぎます。
特徴
- 反復性: 完治しても、ストレスや疲労などがきっかけで再発することがあります。
- 両耳に起こることも: 片耳だけでなく、両耳に症状が現れることもあります。
■ 右耳の鼓膜の振動
結局、1ヶ月位はほぼ状態が変わらず、9月の中旬くらいになり、少しだけ回復してきたような感じが出てきました。
その時は、飲むヨーグルトを一気していたんですが、飲み込む時に右耳の鼓膜が動く感触が出てきて、ちょっとの間ですが、聞こえがよくなったということがありました。
今までうんともすんとも言わなかった鼓膜が振動して「パリパリパリパリ・・・」という音がするのは、うるさい!と感じることもなく、かなり気持ちいい感触でした。
前にもあった感触です。
もちろん、少し時間が経つと元の状態に戻ってしまうので、まだまだ・・・という感じでしたが、1ヶ月ぶりに中耳に空気が入って鼓膜が振動した感じがして気持ちよかったです。
あと、実際に処方してもらっていた膿を出しやすくする薬が効いたのかわかりませんが、この頃は、やたら痰が出るという時期もありましたね。
■ 徐々に上向きへ
その後は、少しずつ聞こえが戻ってきましたが、違和感はまだまだありました。
右耳の詰まった感じは残っていて、無意識に耳に指を入れたりしちゃってました。
あとはカフェでよくイヤホンをしてPrimeVideoやYouTube、Udemyの講座などを見ていることがありますが、イヤホンを外したときの空気圧による鼓膜への感触がなく、まだまだ気持ち悪かった(違和感があった状態)です。
空気圧がおかしいのか、イヤホンを耳から外した時の、ポンっという感じが全然せず、気持ち悪い感じだけが残っていましたね。
■ 10月上旬 (人間ドック)
10月上旬の人間ドックの時は、まだ聞こえはイマイチ。
検査結果でも、右耳は聞こえにくいとかありますか?…と問診で質問されました。
確かに左と右で聞こえは全然違っていますからね。
ただ、その後は、仕事が一段落し、土日は2日間爆睡するなど、かなり寝ていたら、体調が少し回復したと同時に、耳も一気に回復してきた感じがします。
(秋期の情報処理技術者試験も、寝坊してしまいましたが…)
この頃になると、欠伸(あくび)とかでも右耳の鼓膜がパリパリ…という音がして振動するようになってきました。そして耳が詰まったような違和感もほぼ消えましたね。
欠伸や飲み物を飲んだ時などに鼓膜が動くか(振動するか)どうかで回復状況の目安にはなるかもしれませんね。
■ 現状
一時は、もう二度と治らないのかなと諦めかけていましたが、徐々に回復していき、もともとの100%までは戻ったような気もしますが(2ヶ月もこの症状なので、元の状態を思い出せない・・・というのもありますが)、確実に98%以上には戻った気がするので、今回は良かったのかな・・・という状態です。
よく言われたのが、ストレスや寝不足、高血圧、あとはコロナなどの流行り病などが組み合わさった結果、今回の発症という形に繋がってしまったのかなと思うので、やはり日頃の体調管理をしっかりして、健康は大事にしていかないとな・・・と改めて思った2ヶ月でした。