ドコモ口座の不正引き出し問題について、以前少し書きましたが、
ニュースやネット記事を見ていると、被害者はドコモ口座開設者やドコモユーザだけ・・・というわけではないようですね。
ドコモ口座と提携可能な銀行に口座を持っている人であれば、誰でも可能性があるとのこと。
ドコモ口座と連携可能だった35銀行
みずほ銀行・三井住友銀行・ゆうちょ銀行・イオン銀行・伊予銀行・池田泉州銀行・愛媛銀行・大分銀行・大垣共立銀行・紀陽銀行・京都銀行・滋賀銀行・静岡銀行・七十七銀行・十六銀行・スルガ銀行・仙台銀行・ソニー銀行・但馬銀行・第三銀行・千葉銀行・千葉興業銀行・中国銀行・東邦銀行・鳥取銀行・南都銀行・西日本シティ銀行・八十二銀行・肥後銀行・百十四銀行・広島銀行・福岡銀行・北洋銀行・みちのく銀行・琉球銀行
ドコモの問題なのに、ドコモユーザかどうかも関係なく危ないとか、今回のドコモの起こした問題の怖さがわかりますね。
それにしても、ドコモ・・・これだけ大迷惑をかけたんだから、どう落とし前をつけるのかが気になるところ。
被害にあった人にはもちろんですが、被害にあわなかった人についても、記帳をお願いして、心配をかけたりしているわけですから。
今後しばらくは、ドコモ関係のサービスは、広告を出したりしても、ユーザや顧客からはやり玉に上がるでしょう・・・。
幸い私も、先日時間を作って、利用している関連銀行の口座を全て記帳してきましたが、無事、被害にはあっていませんでした。
銀行がドコモ口座への入金をストップしていることからも、一応、この件については大丈夫だったということでしょうか。
今、銀行では、お金を引き出すなどのサービスに使われる暗証番号はたったの「4桁」。
4桁であるため、たかだか10000通り。
しかも、暗証番号にするには、なにかその人に関係している特定の番号としている可能性もあるわけですから、もっと絞れてしまうわけです。
正直、全然安全が担保されているような印象はなく、不安です。
すでに、インターネット上のサービスだったり、パソコンのユーザ認証で使われるパスワードは、4桁とかありえませんので。
数字だけではダメで、英文字も含めて、かつ厳しいところでは英数字以外の記号を含めて、8文字以上とかそんなのが最低ラインになっていることも普通になってきていますので。
これを機に、銀行関係の暗証番号も4桁ではなく、英数字を加えたもっと長い暗証番号を必須にするようにしてもいいんじゃないですかね。