今年(2023年)4月から施行されるNHK未契約違反の割増金増加の問題。
そもそも、NHKを視聴しなくても、放送の受信を目的としていない受信機器を持っているだけでNHKとの契約が義務付けられているというのが、日本特有の変な話なんですよね。
そこで言われているのが、NHK放送のスクランブル化(サブスクリプション化)。
受信料を払った人だけがNHKを視聴できるようにすればいいというのがよく言われていて、もともとN党の主張も、NHKのスクランブル化だったという認識です。
これに関しては、正直、NHKの受信料を払っている自分も応援はしていました。
昔はともかく、今はNHKを視聴…いや、テレビ自体を視聴すること自体がほぼない状態ですからね。
ただ、その問題の大本であるNHK自体がスクランブル化の意識がなく、その方向に全く進む気配がないのがかなり残念だと思っています。
そこへ来て、このNHK未契約違反者への割増金増加の問題。
受信料未払い期間において、割増金として受信料の2倍を追加請求するという形になるので、NHKの傲慢さが見て取れますね。
(割増金が2倍請求なので、結局、未契約期間の受信料請求額は、もともとの受信料の3倍になる…)
それは、機器を持っていて契約しないということが違法だとしても、そもそもそれは法律自体がおかしいですからね。
一昔前なら、テレビ以外でその条件を満たすもの…というのはほぼなかったはずですが、今なら携帯電話やカーナビなども対象になっているみたいですからね。
特に携帯電話なんて国民のほぼ全員が持っていますので、事実上、ほぼ全員がNHKと契約する義務が生じるというのも変な話です。
(この辺、私の理解・認識が間違っていたらごめんなさい)
まあ、NHKからしたらテレビを見る人が減っているから、チューナーテレビのみがNHK契約条件だったら、受信料を取れなくなり、収入がなくなるから…という理由もあるんでしょうね。
正直、少なくとも携帯電話が登場した頃から、このNHKに関係した法律について見直すべきだったとは思うんですが…そもそもNHKとの契約なんて、どれくらいの人が納得しているんでしょうか?
たちの悪いカツアゲですよね。