■ ゴーストオブツシマ
本編最後の「仁之道」。
最後は、志村の伯父との関係の決着です。
侍として誉れを大切にする志村。
島を救うための誉れを捨てて冥人となった仁。
どちらも、蒙古を倒して対馬を救うことに関しては目指している方向は同じですが、立場や信念の違いもあり、決裂してしまいました。
それでも、コトゥン・ハーンとの決戦では、そのわだかまりを一時的に捨て、互いに協力して蒙古を撃破しました。
いよいよその二人が向かい合う時が来ましたね。
途中までのストーリーを見ていると、決裂したのが信じられないくらいですね。
まあそれだけお互いのことを理解しているんでしょうね。立場上、許容はできなかっただけで。
そして、最後の決闘の場へ。
志村と仁の一騎打ちです。
それにしても、普通、これだけ真剣で切りあったら、互いに無事ではいられないと思うんですけどね。
今回の志村に至っては、鎧はつけていませんので。
この夕暮れの中の決戦は、本当に良かったです。
シーンとしての描写、最終舞台として本当に素晴らしいですね。
そして、志村を打ち倒した後は、最後の選択。
志村を殺すか…志村を生かすか…
二者択一です。
離之段の最初の時の感情のままなら、普通に志村を殺すを選択する人も多かったのかなと。それでも、物語を進めていく中で、志村と仁の関係、志村の気持ちなどの描写などで、志村が真の悪人ではないことも十分に伝わる内容にもなっていますので、最後にどちらを選ぶかは本当に難しいですね。
自分の場合は、志村を生かす選択で終わりました。
そして仁は、境井の家名を失い、領地も没収。
境井という名は消えることになります。
それでも、冥人として、表ではなく裏から対馬を見守っていくということを選択。
この状態の仁こそが、タイトルの「ゴースト・オブ・ツシマ」(対馬の亡霊)を指している感じがしますね。
長かったですが、対馬という舞台にどっぷりと浸かり、没入感もすごく、ゲームとしても面白かったため、何十時間というプレー時間でしたが、全然苦じゃありませんでしたね。
2周目をやる気力まではありませんが、1周目の本編については、トロフィーコンプリートまでやりましたので。
本当に面白かったですが、まだ終わらないです。
ディレクターズカットで「壱岐編」が追加されていますので、引き続きそちらをプレーです。